システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。システム屋と経営者・ユーザーとのやりとり、社内SE・システム管理者向け情報、生まれ育った京阪神の情報ブログです。このページへは「システム屋さん」で検索。

システム管理者と停電

昨日は東京地区のシステム管理者にとっては悲劇の一日になったと思います。ただ原因が「停電」とわかっているので責められることは無いようです。UPSのランタイム上限を超えサーバーは自動シャットダウンしますが復旧に手間がかかります。トランザクション、データベース、データの整合性の確認などが必要です。

東京の火災

最近のパソコンに搭載されているハードディスク類は停電時しても滅多に故障しなくなりました。それより作業中のエクセル、画像、動画データのやり直しの方が大変です。また昨日はWindows Updateもありましたので尚更です。

電源が冗長化された環境では問題は無いですが中小企業ではクライアントまで冗長化されているケースは滅多にありません。東南アジアに比べて電源環境の良好な日本では「電源の冗長化」実装の予算獲得に苦労します。

Windows 10のネットワークの初期値はパブリック

Windows 7などからWindows 10へのアップグレードが今年の7月までは無料、Windows Update でも推奨になり移行する方が増えました。社内でもドメイン以外のコントロールされていない環境ではユーザーが誤ってWindows 10にする事も増えました。

社内システム管理者のメンテナンスではほとんどの方がリモートデスクトップを使います。Windows 10ではネットワークの初期値はパブリックですのでそのままではリモートデスクトップ接続できません。

そこでよく使うWindows 10でのプライベートネットワークへの変更方法

初期値はパブリックネットワーク
Windows 10 ネットワーク初期値

設定からネットワークとインターネット
設定から

イーサーネット---ローカルエリア接続を左クリック
イーサーネット

ネットワーク検出を可能にするを【オフ】を【オン】にします。
ネットワーク探索

以上で設定は終わりました。ネットワーク共有センターで確認したら完了です。


全日空のシステム障害

昨日の全日空はシステムダウンのために各空港は手続きのために長蛇の列になりました。銀行ATMなどと同じようにダウンしてはいけないシステムですが何があったんでしょうか?テレビなどでは専門家らしき方が色々と原因を推測していますが・・・

全日空のシステムダウン 羽田

システム屋としては全日空、ANAシステムズ、NECさんや派遣されているエンジニアさんが回りからヤイヤイ言われながら徹夜で対応している姿を想像していまいます。こんな時には日頃見ないお偉い方が現場に来て「叱咤激励」されるのですがエンジニアにとっては迷惑なものです。応援派遣されたエンジニアにとってはギャラリーの多い久々のお祭騒ぎですので、独特の雰囲気を味わえます。

恐らくいくつもの既存システムの集合体みたいな設計(?)なのでしょうか、2011年にシステム一新との報道がありましたがその後もトラブルは絶えません、以前銀行も同じようなトラブルが続出しましたが最近は落ち着いています。銀行は国からの改善指導によりシステム更新の予算を増やし新システム構築をしました。航空業界ではテロ抑止機能を備えた次世代の新システムが必要ではないでしょうか。

リモート経由でWindows 7 ProからWindows 10へアップデート

Windows 10へのアップデートを促す表示がだんだん大きくなってきました。またWindows Updateにおいても推奨される更新になりました。そこで社内システム管理者必須ツールのリモートデスクトップでどこまで可能か試してみました。
大抵のことはリモートデスクトップで可能ですがOSのアップデートでは最後までリモートで可能かどうかの調査です。

まずマイクロソフロ社のページからWindows 10「ツールを今すぐダウンロード」からダウンロードします。(下段にあります)
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

「このPCを今すぐアップグレードする」を選択しその後は画面の指示に従って進めます。

※更新のチェックでは今回 Windows 7をクリーンインストールしてすぐにアップデートした時と、全ての更新を適用後と二通り行いましたがすぐにアップデートした場合は更新チェックで2時間ほどかかりました、と言うことでアップグレード前にはWindows Updateを全て適用して置くとこの部分は早く終わります。

再起動がかかるとPingは通りますが以下の様にリモート接続ができません。ここからユーザーがログオンするまではリモートで続けることはできません。ユーザーに更新を通知する場合、社内システム管理者はここからの手順書やサポートが必要かもしれません。

RDP

その時「Windows 10へようこそ」の画面【リモート不可】

Windows 10UP

「すぐに使い始めることができます」【リモート不可】
「はじめまして、Cortanaと申します。」【リモート不可】
「新しいWindows用の新しいアプリ」【リモート不可】
ログオン
ユーザーがログオンしてからリモートデスクトップが可能になります。と言うことでOSのアップデートは現地での作業かユーザーへのサポートが必要になります。リモートで出来ると助かるのですが・・・

社内システム管理者の評価

先日ある会社のシステム管理者と話をしたとき、「パソコンの修理や入替は評価がされない」と言っていました。社内システム管理者の中には「パソコン修理屋」を開店できるほどのスキルを持った方もいますが今回のケースでは管理PC数が全国で数百台規模で専任管理者は2名体制ですので十分なサポート体制とは言えないようです。

作業風景

法人でのデスクトップパソコン一台当たりの予算は最低でも20万円ぐらいは欲しいものです。本体、モニタ、周辺機器、ソフト、セットアップ費(キッティング費用含む)などの合計額になります。基幹システムのDBライセンスなどが高価な場合40万円以上になることもあります。また金融機関、医療施設などのキーボードは2万円前後しますので自社にあった予算の算出が必要です。

社内システム管理者はシステムだけではなく会社全体のシステム予算の作成と毎月の実績との差異を管理する必要があります。新規PCを導入する予定が修理した中古機で賄えると予算との差異が発生(コスト削減)するので努力が見えるようになります。つまり予算が無いと「評価されない」と思うようになりコスト削減が進みません。ITILでもシステム管理者には戦略的、財務管理的な要素が要求されています。

Windows 10への移行促進

DELLやHPの法人向けサイトではWindows 8.1搭載PCがメインになっています。Windows 7 パソコンは少し高くなっていますが入手可能です。今でも法人の多くはWindows 7 Professional 32bitが主流です。社内の各システムとの互換性などの問題で今年7月までのWindows 10への無料アップデートを利用しないと判断した法人が多いようです。

Skylake
最新CPU Skylake のサポートはWindows 10のみ

マイクロソフトは追い立てるようにIE10までのサポート打ち切りや最新CPUのサポートはWindows 10のみなどとポリシーを変更しています。Windows 10でWindows Phone、タブレット、パソコンなどの統一環境構築を急いでいます。しかし現在多くのユーザーは iPhone、アンドロイドを使っておりWindows Phone普及のためのOS更新にはつきあう必要は無いと思います。

最近Windows 7パソコンの故障時の第一選択は「修理」になっています。特に大手メーカーの出張修理は助かります、一番多いHDD故障ではSSDに入れ替える法人が増えました。先日大手家電量販店行くと256GBフラスのSSDはすべて売り切れでした。

さて、大抵の社内システム管理者ではパソコン本体を手配し、ボリュームライセンスでOS、Officeなどを導入し各事業部向けにセットアップするか、サプライヤなどへキッティングを依頼してパソコン導入をします。以前の会社では故障したPC部品を再利用して修理していましたが社内システム管理者とっては評価されにくい業務の一つです。

年末年始の挨拶

社内システム管理者には各サプライヤがカレンダー等を持って年末の挨拶にきます。中にはついでに営業の提案をする会社もあり対応に時間がかかります。次年度のシステム関連予算の手配は済みましたでしょうか?

今年はWindows Server 2003 R2、去年はWindows XPのリプレイス、マイナンバー対応などがありました。次年度は食品関連会社では低減税率に対応するために生産管理、販売管理、勘定系システムの変更、マイナンバーの暗号化(サーバー負荷対応、DB更新、サーバー更新)、セキュリティ関連の予算を確保しなければなりません。

小規模サーバー

会社によっては予実差異について毎月報告する必要がありますので管理者には予算管理が重要な業務になります。サプライヤは予算を知りたがりますので社外秘扱いになります。この予算管理を繰り返すことで、様々な事前の対策(プロアクティブ)がコスト低減に寄与できることを学ぶことができます。大抵のシステム管理者は新年二日からの出勤が多いと思います、誰もいない社内で予算の再確認をする孤独な業務が待っています。
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