システム屋さんの忘備録

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販売管理システムの計上タイミング

先日、食品会社の方から「販売管理システムの導入をしたいのだがいいソフトはないですか?」と相談を受けました。早速ヒヤリングをさせて頂きました。ヒヤリングを進めて行きますと計上についてのルールがかなり曖昧で、在庫の管理もできていない状態でした。このような状態ではいくら新しいシステムを導入しても運用が追いつきません。顧客には「システムと運用が一体になって初めて導入効果が出ます」と説明します。色々ありますが例えば棚卸しから仕入、売上漏れや不正を発見できるような運用が理想です。また顧客は「システム導入で楽になる」と思っています。運用がしっかりできている会社ではその通りですが、今回の様なケースでは運用から変えて頂くことが必要ですので現場との摩擦が予想されます。その上今まで以上に労力が必要になります。今まで管理していなかった事を新たに管理するので当然なのですが顧客の中には「何のためのシステムや」と言われる方もおられます。顧客からすると「お金を払って面倒になる」と思うのでしょう。 

ビジネスマン

これからシステムで管理する方には販売管理システムと在庫管理の一体型をお勧めしています。今回の様な顧客の場合はある程度システムに運用を合わせる事も必要になります。ヒヤリングを進めて行きますと、どうしてもシステム屋さんなんですがシステムの他に業務運用の提案作成に時間を取られます。

計上についてですが販売管理システムなどでの計上の認識については実現主義に基づいて行います。まず会社において計上基準(ルール)というものを決めていただきます。入庫基準、検収基準とか色々あり通常は一度決めれば継続します。計上はその決められたタイミングで行います。最近の流れとして経費は発生主義、商品は実現主義にて計上するようになってきています。

【例:出庫基準の場合】
7/31日に出庫した場合は在庫も同様に引き当てられます。この場合7月計上、在庫は無くなり、債権が発生と言う様になります。つまり在庫(棚卸し資産)の移動により物品の所有に伴う重要なリスクと経済価値が移転していることが客観的に認識できます。請求は7月起算または8月起算でもかまいません。あくまでも計上と請求は別です。企業会計では色んなルールがありますので会計士さんなどに相談されると良いでしょう。

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