システム屋さんの忘備録

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バックアップしたデータのリストアに不安

キーマンズネットで「バックアップデータを“きちんと”リストアできる自信は?」とのアンケートに自信なしが59%と言う結果が届きました。あたりまえですがバックアップデータはリストア出来なくては意味がありません。社内システム管理者はバックアップしたデータをリストアして正しくリストア出来ているか確認することまでがバックアップ業務になります。容量の関係で圧縮していれば解凍して確認をします。

パソコン2

このバックアップ業務は社内システム管理者にとっては時間と手間がかかる割には使用頻度(ユーザーからの復元要求)が低いため継続しない管理者もいます。兼任管理者や管理者が一人しかいないような環境ではなおさらです。負担を少なくして継続するために、バックアップするデータを絞り込み自動化をする、社内規定などでバックアップのルールを明確する、管理者はバックアップに関する情報をユーザーに提供するなどプロアクティブな行動も必要です。

社内共有ファイルのバックアップ

社内システム管理者とってバックアップは重要な日常業務です。社内ユーザーは共有サーバのデータがバックアップされていることすら知らない方が多いようです。ご存じの通り社内共有データには本社、支社などから頻繁にアクセスがあります。仕事熱心なユーザーは夜遅くまで使います。

ビジネスマン

販売部の方から「社内共有に置いておいた私の提案書ファイルがない」との電話です。システム部でもファイル名を伺って検索しましたがありません。調査しますのであとで返事をすると伝えます。さっそく部員に昨日深夜のバックアップデータを調べるように指示をすると、該当ファイルがありました。恐らく今日の午前中に誰かに削除されたみたいです。ユーザーはバックアップファイルからサーバーへコピーした事を連絡しました。

アクセスログを調べると販売部の課長が共有フォルダを今朝「お掃除」した事がわかりました。課長にはユーザー名を伏せた上クレームのあったことを知らせ、削除するには事前に掲示板などで事前に了解を得るように依頼しました。

サーバーは大抵 RAID 構成ですのでHDDが故障してもデータが無くなることはありません。しかし正規のユーザーが削除すると上記の様なバックアップ、もしくはファイルの復元で対応することになります。ファイルの復元は頻繁にアクセスされ更新されるようなフォルダでは時間を追うごとに復旧が難しくなります。そこで社内システム管理者は社内の膨大な共有フォルダを深夜から早朝にかけてバックアップするように仕組みを作ります。(同期バックアップでは意味がありませんが・・・)

1.社内共有データは消される事がある
2.社内共有データは違う内容で上書きされることがある(同名ファイル)
3.社内共有データが無い時はすぐにシステム管理者へ問い合わせる
4.社内共有データは増え続ける、バックアップはそれ以上に増える
☆.社内共有データのバックアップは深夜から早朝に作業するので時間外手当をつけましょう?

Windows7 Professionalのバックアップ機能

社内システム管理者をしていた時にハードディスクは故障原因のダントツ一位でした。ハードディスクは以前にもお知らせした通り「消耗品」ですのでいつかは故障します。特に放熱の悪い機種(ノートパソコンなど)は注意が必要です。場合によっては元のデータ喪失やアプリをもう一度入れ直すという「一日がかり」の手間が発生します。

PC

Windows7には標準でバックアップ機能(イメージバックアップ)があります。ハードディスクの内容をそのままイメージにします、この機能を使うとHDD交換しても元通りの状態に復元できます。システムの入れ直しより操作は簡単でスピーディです。

Windows7 Professional、Ultimateはネットワーク対応ですのでNAS、共有サーバー、他のPCの空きドライブへの保存が可能です。ドライブCの容量が200GB以上ですと4~5時間はかかるので1000Mb対応のネットワークがお勧めです、ネットワークの高速化で時間の短縮できます。Home PremiumですとUSB外付けハードディスクがお勧めです。

システム修復ディスク

【システム修復ディスクの作成】
システム修復ディスク、インストールディスクが無い場合はまずシステム修復ディスクを作成します。最近のパソコンはインストールディスクが付属していない場合が多いのでパソコンを購入したらまずシステム修復ディスクを作成してください。

「コントロールパネル」---「システムとセキュリティ」 メニュー内にある 「バックアップの作成」 を選択し左メニューにある 「システム修復ディスクの作成」 をクリックし作成します。これでハードディスクを入れ替えてもPCを起動できます。

【システムイメージの作成】
コントロールパネルの「バックアップと復元-システムイメージの作成」から行います。イメージ作成のボタンを押す前にHome PremiumですとUSB外付けハードディスク、Professional、UltimateではNAS、共有サーバーを動作させておく必要があります。

【社内SE募集】A8.net

情報システム管理規程・規則・規定

会社の成長と共に社内システム管理者はそれなりの経験を積むとシステムに関するルール策定を起案するようになります。策定したルールはある程度の制限を与えますがこのルールによってシステム管理者やユーザーが守られることは確かです。これらは社内規程と呼ばれ社内のルール集みたいなものになります。会社もある程度の規模になりますと社長が何でも決めると言うのは現実的ではありません。権限委譲と相互牽制が重要になります。

社内調整

大きなくくりで「規程」その中に「規定」を作成します。例えば「情報システム管理規程」ではどこまで盛り込むのかの範囲を明確にします。また職務権限とリンクした決裁基準などを記載します。数ある社内規程間で漏れが無いかどうかなど調整する必要があります。「規定」では周辺機器取扱規定、USB使用規定、システム利用規定など細かなルールを作成します。このあたりは具体的ですので社内システム管理者の得意な分野になります。

「規程」では、目的、適用範囲、利用者の責務、管理者の権限、運用・保守、情報システム構築などに関することを記載し細かなルールは各規定に記載します。監査法人などに相談しますとひな形、テンプレートの紹介をしてくれるかも知れません。以前ある会社の規程へのアクセス分析をすると一位は「就業規則」で、システム関連規程へのアクセスはごくわずかでした。

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