システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。システム屋と経営者・ユーザーとのやりとり、社内SE・システム管理者向け情報、生まれ育った京阪神の情報ブログです。このページへは「システム屋さん」で検索。

Microsoft Office 、今はクラウド移行への過渡期

今年もよろしくお願いします。
今年の正月はめずらしくサーバー類には大きなエラーもなく思うようなメンテナンスができました。ここ数年で一番安定していたように思います。サーバーの大半は今年サポート終了のWindows Server 2003 R2です。

グラフ

Microsoft Office 365の価格改定が新年早々ありました。Officeは従来のタイプからクラウドベースへの移行の途中です。扱っている私たちでさえややこしく感じます。MSさんからはOffice 365の販売強化依頼が増えました。得意先の企業ではOffice 2007が多く、また一番安定しているようです。

最近のOfficeは一つ買えば複数のPCにインストールできる様になっています。これは個人に限ってのことで企業ではライセンス違反になるようです。会社ではボリュームラインス等を購入して正しくライセンス管理をしましょう。

ExcelやWordなどのOfficeからOffice 365へ

現在販売されているOfficeは主にパッケージ版、バンドル版、DSP版などが中心ですが今年の秋モデルから欧米のようなOffice 365のサブスクリプション契約を中心としたライセンスに移行します。日本ではパッケージ版、バンドル版(プリインストール版)などのいわゆるセット販売が主流で一度購入したらパッケージ版は永久、バンドル版はPCの寿命まで使用できます。

office365_20140
【クリックで拡大】

Officeパッケージ版は個人でデスクトップとノートPCのなどにインストールして個人使用することを目的としているので会社で2台というような使い方を前提とはしていません。ライセンス違反にもなりますので法人では注意が必要です。ライセンス違反の多くは内部告発によって発覚しますので法人はVolumeライセンスを利用しましょう。数年前ですがある東証上場のシステム会社(S社)は上場審査中に内部告発によりライセンス違反が発覚して数年間上場が遅れました。コンプライアンス面でも社内システム管理者はライセンスについて正しい知識を持つ必要があります。

クラウド、モバイルへシフトしている現状では機器、ユーザー管理、セキュリティの総合的な知識、ノウハウが管理者には必須になってきています。先日のMicrsoft Partner Conferenceではクラウドファースト、モバイルファーストと言っていました。私の回りのユーザーもモバイル、タブレット、PCなど多彩なデバイスを使う方が増えてきました。

エクセルファイルを開いているのは自分、読み取り専用になる

【エクセルファイルを開いているのは自分、読み取り専用になる】
先日、社内LANで共有しているエクセルファイルを開こうとすると、「使用中のファイル(ファイル名.xlsx)は編集のためロックされています。使用者は(自分、空白、未記入)です。読み取り専用で開いて下さい。読み取り専用で開き他の人がファイルの使用を終了したときに通知を受けるには(通知)をクリックします」。と表示されます。調べてみると誰もそのファイルを開いていません。仕方ないので、別名でファイルを保存して編集します。

NAS

発生した環境は、Windows7とXpの混在の小規模事業所、ワークグループ、2003server、共有はNASを使用している環境です。原因を色々調べた結果、社内LAN環境のWindows7パソコンにて発生し、Xpパソコンからは問題無くファイルを編集できることからWindows7パソコンのネットワークプロトコルをIPV4のみに設定変更(社内環境をIPV4に統一)、また2003serverのマスタブラウザの設定をしたところ安定しました。

NASを導入する場合はコストを抑えるため、Windows版では無くLinux版を選択しがちですが同時アクセスに弱いような感じがします。価格は高いですがパフォーマンス、セキュリティ、管理などのさまざまな面でWindows版NASが安定していると思います。予算面では設定費も含めて30~50万円前後でしょうか。社内LANでWindows7パソコン(IPV6)が増えると色々問題が発生しそうです。

Windows で IPVersion 6 またはその特定のコンポーネントを無効にする方法
Fix it で解決する
(以下の事が可能です、下の方にFix itがあります)

IPv6 を無効にする
IPv6 よりも IPv4 を優先する
非トンネル インターフェイスで IPv6 を無効にする
IPv6 トンネル インターフェイスを無効にする
非トンネル インターフェイス (ループバックを除く) および IPv6 トンネル インターフェイスで IPv6 を無効にする

IPV6問題をFix it で解決する

【2016/07/04 追記】
解決した例としてLink station から Tera Stayion に機種を変更したら問題が解決しました。アクセス権の設定も同じなのですが法人向け機器の方がはるかに安定しています。Link stationは法人のアクセス権設定、同時アクセスなどに向いていないようです。この事例は20人規模の事務所です。(Excelファイル ネットワーク 他の人が開いてます)

Office 2013は動作が遅い?

ビジネスには必須のエクセル、ワード、パワーポイントの最新版は「Office 2013」です。Office 2013はWindows8向けに最適化されていますのでタッチ操作に対応しています。

office logo

Office 2013のユーザーから以前のバージョンに戻して欲しいと依頼がありました。理由を聞くと「何となく重い」と言うのです。「パッチがでて少しは改善されましたよ」と言ったのですがやはり前のバージョンが良いと言います。確かにタッチ操作対応によってなんとなく重く感じます。タッチ操作をしないのであれば使い慣れている以前のバージョンが良いのでしょう。ボリュームライセンスで運用している法人でしたのでダウングレードして解決しました。

先日100人規模の法人のシステム管理者にお目にかかりました。ライセンス管理はどのようにしているかを聞くと、「バンドル版やパッケージ版」で対応しているようです。業務サーバーではリモートデスクトップサービス(RDS)を使っているようでした。「パッケージ版だとRDSサーバーにはインストールできない」と伝えると驚いていました。バンドル版やパッケージ版は家庭や小規模オフィスで使うことを目的にしてますので拠点間VPNなど導入しているのであればボリュームライセンスが必要です。価格は高いですが法人向けOfficeはボリュームライセンス版が標準です。Xpからリプレイスする時期ですのでVL版の見積もりを取ったらいかがでしょうか。

Office 2013のライセンス

先日MicrosoftからOffice 2013が発売されました。「新しいOffice」と呼ぶそうで発売記念キャンペーンを行っています。企業ではEXCEL、WORD、POWERPOINTをよく使います。特にPOWERPOINTはプレゼンや資料配付でよく使われるようになりました。
office2013
十年前には違法コピーが横行していましたが、今では認証技術の進歩によってネットワーク越しに監視されています。違反すると警告が表示されその後使用できなくなります。社内システム管理者にとってライセンス管理は違法かどうかは心配なところです。Office 2013のパッケージ版では「ライセンス数2」と記載されていますので会社に50台のPCがある時は25ライセンスでいいのでは思いがちですが、会社では50ライセンス必要になります。ライセンス表示にもあるように「個人が保有する2台のデバイスで利用可能」となります。法人は対象外なのです。

以前あるソフトウエア会社が上場時にライセンス違反を内部告発されて数年間上場が遅れたことがあります。今では東証一部でがんばっています。ここ数年は「適正にライセンス管理されている」ことが必要になってきました。PC50台ぐらいでしたらボリュームライセンスの検討をお勧めします。社内システム管理者から各サプライヤー、ベンダーに見積もりを依頼したらいいと思います。業者によって価格の違いに驚くかも知れません。企業向けライスンスを多く販売している所が安いです。

エクセルが遅い

エクセル(Micrsoft Excel)が遅いという問い合わせをよく受けます。それだけエクセルがパソコンではよく使用されているソフトと言うことになります。ExcelやWindowsが遅いと言うのはたいがい原因特定に時間のかかるものです。社内システム管理者は原因特定の迅速化のためにユーザーに聞きたいのですが、ユーザーは営業で外出していたりして「外出している間に直しておいて」と言わんばかりです。できれば遅くなったのはいつ頃からか、最近何かソフトのインストールをしたか等は教えて欲しいものです。

エクセルオプション

社内システム管理者の対応事例
1.ディスクチェックを行いエラーがないかどうか調べます
  コマンドプロンプトから chkdsk c: /f オプションで行います。 
  再起動後にHDDにエラーがないかもう一度チェックします。
  壊れたHDDは再起動後にもエラーが発生します。S.M.A.R.Tなども確認します。(注意) 
  ディスクが健全であることが必須です。
  
2.原因切り分けのためにマイドキュメントやデスクトップのエクセルファイルを開くのが遅いのかネットワーク上のファイルを開くのが遅いのか起動状況の確認をします。次にマイドキュメントやデスクトップのファイルを開くのが遅い場合、エクセル単独(ファイル指定なし)で開く場合がどうなのかを確認します。

  A.ネットワーク経由でエクセルファイルが開かない、遅い場合
    こちらをご覧ください

  B.ファイルが壊れている場合 こちら

  C.パソコンが遅い場合 こちらのページ 

  D.ローカルでエクセルファイルが開かない、遅い→次へ 

3.エクセルのアドインが影響している可能性があります。エクセルより後にインストールしたソフトが自動的にアドインを組み込み事があります。その場合はエクセルまたはOfficeをアンインストール-再起動-再インストールで修復を試みます。アドインの管理で全てのチェックを外すことも効果がある場合があります。特にフリーソフトは影響を及ぼすことが多かったように記憶しています。有償ソフトは電話対応などしますので他のソフトとの相性などは注意しているようです。

またリボン表示設定が影響している場合があります。(Office 2007の場合)
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Excelにある「Excel12.xlb」を適当にリネーム(Excel12_bak.xlbなど)して再起動します。

レジストリの修復も効果があります。おすすめツール
一番効果があるのはOfficeの削除、再起動、再インストール、アップデートです、手間ですが確実な方法です。


Microsoft Office のライセンス

office2010

Microsoft Officeについて、パソコンと一緒に買ったら安いのに通常のパッケージやライセンス版はなぜ高いのですかと聞かれました。価格の差はそれなりの理由があります。バンドル版が安いかと言うと、バンドル版 OFFICEはそのパソコンしか使えないのです。つまりパソコンの寿命がソフトの寿命になります。添付のインストールCDで他のパソコンにインストール出来ない様になっています。パソコンが故障して修理代より新しいパソコンの方が安い時などはバンドル版は新しいパソコンには使えないので安いとは言えません。

パソコン

現在でも企業の多くはOffice 2003以前を使っています。エクセルなどで7万行とかになりますとOffice2007以上が必要ですが簡単な集計などには必要ありません。パワーポイントなどの機能を使うのであればお勧めは企業ではライセンス版になります。ターミナルサーバーやマイクロソフトのクラウド拡張機能を使うにはボリュームライセンス版が必要になります。一般家庭でお使いの場合は、バンドル版よりパッケージ版、会社などでお使いの場合はライセンス版がお勧めです。昔は違法コピーが可能でしたが現在はOS等と同じように定期的にライセンスチェックがあり複製はできません。

ライセンスではありませんが新しくマイクロソフトからクラウドでシステム管理を行うシステム管理者向けにはWindows Intuneなども提供されています。
Windows Intune はマイクロソフトが提供する SaaS (Software as a Service) 型の新しいクラウド サービスです。企業のクライアント PC の運用管理とマルウェア対策を提供するオンラインの管理サービス、そして Windows 7 Enterprise へのアップグレードを可能にする Windows ソフトウェア アシュアランス (SA) を 1 つのサブスクリプションとして提供する全く新しいソリューションです。
ブログ内検索フォーム
インデックス
人気ランキング参加してます
人気ブログランキングへ 
法人向けPC、サーバー、他
Translation