システム屋さんの忘備録

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RAID構成のディスク交換 201509

社内システム管理者の仕事で頻度が高いのはハ-ドディスクの交換です。以前に比べると社内共有、クラウド共有などでデータ消失のリスクは低減しましたがOSのインストールから基幹システム構築まで行うと半日仕事になります。外注すればそれなりのコストがかかるのと細かな設定は社内管理者が対応する事になります。

小規模な事業所の多くではRAID構成のNASで情報共有しています。内部はHDDですので故障はします。HDDが故障しないと思うのは間違いでシステム管理者の多くは「消耗品」と考えています。

linkstation ディスク

さてデータ復旧会社に聞くとディスク交換で多いのが健康なディスクの交換によるデータ消失だそうです、そのようなミスを防ぐためサーバーではランプやRAIDントローラユーティリティ等でミスを防ぐようになっているのですがいざとなるとどれが交換ディスクか不安になるものです。RAID構成のディスク交換は時間に追われ交換前にバックアップをするにも週百ギガですと数時間なるので焦ってスキップして作業しないように何度も確認して「時間がかかっても手順通り」行いましょう。DELLやHPでは保証切れでも販売店、代理店などからは電話サポートが可能です。

ERRORランプ点灯時の液晶ディスプレイ表示(テラステーション)
(TS-HTGL/R5,TS-RHTGL/R5,TS-TGL/R5,HS-DHTGL/R5)
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/12352/

ハードディスクの交換手順(TeraStation)
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15387?moviefaq

リンクステーション エラーコード、インフォメーションコード
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/8367

ハードディスク交換手順(LinkStation RAID1 例.LS220D)
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15514?moviefaq

LinkStation メール通知の設定方法(Gmail編)
http://faq.buffalo.jp/app/answers/detail/a_id/15492?moviefaq

社内共有のアクセス権

マイクロソフトのOneDriveやグーグルドライブなどの普及によってクラウドでの社内共有を選択する企業が増えてきました。企業ですのでOffice365またはGoogle Appsの利用になります。先日ある経営者から「ファイルサーバーは高いし必要なくなるのではないか」と言われました。

Google のクラウド グループウェア

それぞれ一長一短あります、可用性に関してはクラウドが圧倒的に便利ですが運用管理においては社内ファイルサーバーに比べるとアカウント管理などに置いてはスピードが必要になります。各社の運用状況をみますと退職しているのにアクセス権が残っているケースがよくあります。総務の方はよくご存知と思いますが給与や評価の情報等は限られたアクセス権設定になります。

ある程度の規模の会社でしたら社内情報管理規定などでアクセス権設定基準を明確にして決裁手続きをリール化してリアルタイムに運用できる体制を作ります。社内システム管理者はそのルール作成時において一般的な設定ルール、できれば同業他社などの運用情報を参考にして提案します。例えば見積書の場合、ひな形は公開(社内)しても問題はありませんが単価などが入った提案状態の見積書は共有範囲は限られます。

社内共有の管理はシステム管理者にとってはバックアップを含め重要な業務です、ベネッセの事件ではアクセスログから漏洩原因が特定されました、管理者はアクセスログの収集、分析などの業務もあります。ベネッセの事件以降、それら管理を容易にする構築やツールの案件が増えています。最近感じることですが若い経営者ではあたりまえの機能ととらえるのですが年齢の高い経営者はActive Directory構築などのコストが高く感じるようです。

OneDriveの価格がGoogle Driveとほぼ同じ価格帯に

Windowsユーザーにとっては便利なOneDriveの有料部分の料金が9月からGoogle Driveと同じ価格になるようです。100GBで比べると現在はOneDriveは年間4,000円Google Driveは月額$1.99ですが9月からOneDriveは月額190円になります。Googleはドル建て、OneDriveは円建てですので為替によって若干の差がでます。

onedrive

その他にはDropbox、Apple iCloud等がありますが法人向けのプランなどの充実度合いから見るとやはりこの二つがいいと思います。時にビジネスではエクセルやワードが標準として使われています。監査や上場申請時にもエクセルやワードが標準になっています。

このようなクラウドシステムは社内システム管理にとっては情報漏洩防止がますます難しくなります。まずは個人アカウントでの社内システムからこのようなサービスの利用を禁止するかどうか、BOYDも含めた社内規定などの立案、作成する必要があります。日本では社内情報がダダ漏れの企業が多いようです。スキルのある社内システム管理者は可用性を考慮してさまざまな情報漏洩防止対策を提案するといいでしょう。

クラウドユーザーの獲得競争が激化しています。
ヤフーが「Yahoo!ボックス 容量無制限オプション」の提供を開始(2014/07/02)

クラウドサービスのSky Driveを使う

Sky Driveはマイクロソフト社のパーソナルクラウドストレージサービスです。7GBまでは無料で使うことが出来ます。同じような無料サービスはGoogleドキュメントがあります。今やデスクトップ、ノートブック、iPAD、スマートフォンとの連携は「標準装備」になってきました。

マイクロソフトアカウントを持っていない場合はまずアカウント作ります。Windowsを使うのであれば便利ですので作っておきましょう。

1.SkyDrive アプリをPCにダウンロードしインストールします。

アプリを選択


2.デスクトップにインストールすると図のようにSkyDriveフォルダが作成されます。

スカイドライブインストール後


※デスクトップから通常のフォルダの様に操作できます。

※マイクロソフトアカウントを持っていないユーザーとも共有、同時編集ができます。「共有-リンクのメール送信」で共有します。有料のOffice365ではビデオ会議しながら同時編集ができます。

※共有した時のファイル編集を許可する、しないの選択ができる。

※ブラウザーからアクセスするとSkyDrive上のOffice Web Appが起動するのでExcelなどがインストールされていないPCでも編集ができる。

※エクセルファイルなどはExcel Web App上で共有、同時編集ができる。同時編集が可能なファイルは「対象ファイルを選択---右クリック」で「○○ Web Appで開く」が最上段に表示されます。

※【注意】エクセル等に貼り付けた画像などが入っているファイルはWeb App変換時に削除されますのでローカルで編集します。「対象ファイルを選択---右クリック---バージョン履歴---以前のバーションのファイルを選択---ダウンロードして編集をします。

※FacebookなどSNSとの連携ができる。

※ノートブックとデスクトップでパソコン内の全てのファイルをSkyDriveを通じて取得できる。取得先のPCは電源ON、SkyDriveがインストールされてサインインして(設定されて)いる必要があります。(同じマイクロソフトアカウントを利用)

※スマートフォンなどにも専用アプリがあります。

使い勝手が順次改善されています。エクセルユーザーには最適なツールです。

メールで大きなファイルを送る

サービスデスクに「メールが送信できない」との問い合わせは多いようです。特に営業マンが企画書などの提案を相手先に送る時に画像などが含まれると数十メガになり送信すら出来ない状況になります。原因は送信側サーバーの容量制限、受信側サーバーの容量制限などによります。

27日にG-mailとGoogle ドライブの連携を強化し10GBまでのファイルが送れるようになりました、送ると言ってもGoogle ドライブを共有することですが今までのファイル便やSkyDrive等と同じような仕様になります。

gd

システム管理者としてお勧めの無料で大きなファイルを送るサービスはマイクロソフトのSkyDriveかGoogleドライブになります。この二つの戦いはユーザーにとってはありがたいものです。いずれも「アクセス権の設定」の知識が必要になります。わかりやすくなっていますので迷うことは無いと思います。

SkyDriveのブログ(日本語)  Official Gmail Blog(英語)

それぞれ特長があります、エクセルなどの業務用ファイルでしたら私はSkyDriveをお勧めします。

クラウドサービスのOffice 365

もうすぐ新しいOSのWindows8が発売されます。最近Win8やOfficeの次期バージョンについて質問されます。「Win7とWin8ではWin8がお勧めですか?」との質問には、「ITコンサルとしては今はWin7をお勧めしています」 法人ユーザーでは未だにXPを使っている会社も多く故障したらWin7に入れ替えをしている状況です。Win8が発売されても当面法人向けのリプレイス案件はWin7が第一選択肢になります。理由はインターフェイスが大きく変わることにです。ライブタイルなど便利になる機能も沢山ありますが今は様子見という時期になります。

offce365

Officeはサポート切れのエクセル2000を未だに使っているユーザーがいます。エクセル2003ではWin7で使うと「ネットワーク経由でエクセルファイルが開かない遅い」というおまけ付きです。現在の最新Officeは「2010」です。中にはOffice 365を次期オフィスと勘違いされている方もいます。Office 365はメール・予定表・ファイル共有・オンライン会議・在席情報確認・Office Web Appsなどの有料クラウドサービスです。

50名までの企業でしたら月額1ユーザー600円というプランPというコースをお勧めします。一昔前でしたらポリコムのTV会議システムなどで対応していたことが機能アップして同時に50名までの会議と同時にエクセル等の編集もできます。Google Appsと同じ価格ですがテレビ会議を可能にするLync Online、連携するOffice Web Appsなどは素晴らしいと思います。XpユーザーがOffice365Google Appsのどちらを選択するかはメールソフト、「Windows Live mail/outlook」と「Gmail」の使い勝手も影響されているようです。

社内共有はシステム屋さんに相談

社内共有の管理方法も各社まちまちです、先日訪問した会社では最後に帰る社員のパソコンに共有情報を集約していました。HDDが故障すれば情報は無くなるというリスクがあります。理由はわかりませんがユーザーは共有と言うだけで何となく故障しないようなイメージを持っていました。バックアップも定期的にしている様子はありません。私たちシステム屋にとっては考えられないような運用です。

ビジネスマン

社内にシステムに詳しい方がいない事がこのような事例を招いています。このケースでは共有ファイルが使用できなくなる損失とシステムへの投資を比較し必要性を検討するのですが圧倒的にシステム投資が安くなります。

お勧めは
1.共有ファイルはRAID1環境以上で運用する(HDD2台以上)
2.業務サーバーで共有を併用しない(リスクの分散)
3.各フォルダにパスワード、アクセス権を設定する(セキュリティ管理)
4.自動バックアップの仕組みを入れる(継続性の確保)
5.アクセスログを取得する仕組みを入れる(セキュリティ管理)

コストからするとSOHOや小規模事業所はテラステーションあたりがいいと思います。最近の機器には何重にも緩衝材が入っており初期不良の確率が落ちてきました。中身がHDDですので以前は初期不良がありました(2回経験)。システム屋にとっては初期不良は再訪問、ユーザーへの説明など手間がかかります。すぐに交換してくれるメーカー、販売店はいいのですが、中でもDELLさんだけはなかなか交換してくれなかった記憶があります。

今日こんな記事がありました。
株式会社アイ・オー・データ機器(I-Oデータ)は、USB 3.0接続RAID機能対応2ドライブ搭載外付HDD「HDS2-UT」シリーズの出荷を4月下旬(予定)に開始する。との記事がありました。
初期状態でRAID1は設定の時間短縮ができてありがたいのですが、USBのみの対応で、LANには対応していません。個人と法人向けの中間的な位置づけの仕様です。「法人にも使える」との表現が裏付けています。

社内共有については色々ありますので経験豊富なシステム屋さんに相談してください。
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